ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

関西人のルール

基本的には、関西以外の地域の方に向けて書かれた物だろうなとは思いつつ、最初の設問は関西人でないと意味が無い。
文章というかとても読みづらい構成。誌面のレイアウトもいまいち。著者(兼イラストレーター)というよりも、編集者の腕の無さがちょっと残念です。
関東の方にツッコミの指南しているコーナーもありますが、そのまえにボケでしょ。もちろんボケるのは高等な技術がいりますから、ボケろというのではなく、何がボケなのか、今ボケ始めたことを知る、見分ける、それがないとツッコミようもないのでは。
ツッコミの言葉自体は、一人でTVを観ながら、「なんでやねん」、「そんなあほな」、「おまえが言うな」とかやれば練習できますが、”ボケを見分ける”これが一番大切なのにそれが抜けていまっせ!
何時ボケるか? 学校の授業中に先生も生徒もボケる。会社の重要な会議中にでもボケる。大事な取引先との打ち合わせの中でもボケる。基本どこでもボケる。そこから入らないと。
不細工な男が、「俺、めっちゃ男前やし・・・」と話しだしたら、さぁ始まったぞ、そこでいきなり「なんでやねん」とツッコミをいれるな、もう少しのばせ、かぶせろ、・・・。相手がぼろぼろに言われるように準備しているのだから、聞いてあげて、ぼろかす言ってけちょんけちょんにしたれ。ボケた本人は、ぼろかす言われると本当に嬉しいのだ。
あぁ、ここわかってほしいなぁ・・・。
この気持ちの説明はよくわかるように書かれていました。
ちょっとおしい本です。
(Booklogより転記)

関西人のルール (中経の文庫)

関西人のルール (中経の文庫)