ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

水無月

新暦の6月になると、和菓子の店頭に水無月が並びます。 今年の旧暦の水無月は、2021年7月10日から8月7日です。ほんとうは、そのあたりに食べるのが良いのですが・・・。旧暦の5月(皐月)は「五月雨を集めてはやし最上川」の句の通り梅雨の時期で、それ…

おっちゃんのクリスマス

おっちゃんのクリスマスはこんな感じ メリークリスマス 日本語でクリスマスおめでとうございます 気ぜわしい年末年始新しい年を迎える準備でバタバタ そんなこんなかもしれませんが 皆様に祝福が豊かにありますように!

恵方?

海苔の業界団体が初めた恵方巻。今年の恵方は南南東とのこと。毎年だれが恵方をきめるのかなぁ? 今年の流行色の様に決める団体があるのかなぁと思っておりました。 よくよく考えて見ますと、干支は方角も表しますよね。今年の干支が巳(へび)なので、南南…

経緯を知った経緯

ある本を読んでいると、経(たていと)、緯(よこいと)と書かれていました。 頭の中で、経の文字と、緯の文字がグールグル。 機織りの縦糸を経、そして左右から杼(ひ)とかシャトルと呼ばれるもので入れられる横糸を緯。 神戸市のお隣の明石市にある日本標…

吉原に行こう!

今日は、八朔です。 むかし、吉原郭の遊女たちが八朔の日には白無垢でお客を迎えたそうです。 日頃、吉原と縁のない女性もこの日は見学が許され、芸者さんなどが、俄狂言を初めとする趣向を凝らした「俄(にわか)」という見せ物などを演じ、無料で観られた…

五山送り火

8月16日は、京都の五山送り火です。 今年は、放射能がどうのこうのといろいろありましたね。神戸に住んでいる僕にとっては、風物詩の一つと感じているのが正直なところです。 送り火ですから、精霊をあの世に送り届ける役目をする火であることはわかりますが…

イースターと暦 その3

・イースターが移動する理由 長々と暦の話をしてきましたが、本題に戻りましょう。なぜ、イースターは年によって変わるのでしょうか。それはイースターを「ユダヤ暦の過越の祭の直後の日曜日」とするためです。新約聖書によると、イエス・キリストの十字架刑…

イースターと暦 その2

・ユダヤの歴史と暦の変化 アブラハムがウルに生まれた時(紀元前2000年頃)、ウルという町のあったメソポタミアでは天保暦とよくにた太陰太陽暦を採用し、19年に7回閏月を入れていました。ただし、閏月は6月または12月のあとに同じ月をもう一度繰り返してい…

イースターと暦 その1

神戸に毎年お菓子で作ったイースター飾りをディスプレーする白系ロシア移民が始めた洋菓子店がありました。残念なことに廃業されて今はそれを楽しむことはできません。クリスマスは毎年12月25日なのに、そのイースターは毎年移動します。どうしてこのように…

お水取り

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があります。今日は彼岸の入りです。また関西では二月堂のお水取りが済まないと温かくならないともいいます。 二月堂のお水取りといいますか修二会は、本来なら今日です。もともと天保歴(旧暦)の2月1日から14日までの行事…

聖灰水曜日・レント

謝肉祭(カーニバル)の後の灰の水曜日からレントが始まり、40日のレントの後がイースターです。といっても間の6回の日曜日は計算に入っていませんので、実質46日後がイースターなのです。 レントの期間、ヨーロッパでは小屋にオペラを掛けない、ただしオラ…

謝肉祭・カーニバル・マルディグラ

ドクター・ジョンがインディアンの羽根飾りの様な衣装を着てステージで演奏をしている写真を見て、なぜ? と疑問でした。彼は、ニューオーリンズの出身。名盤「ガンボ」を通してニューオーリンズのサウンドを僕に教えてくれました。でもあの衣装がニューオー…

金色夜叉

今日は、お十七夜。 昔から疑問なのは、金色夜叉で「今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせてみせる」でしたか、そんな台詞がありますよね。あれグレゴリオ暦(新暦)なのか天保暦(旧暦)なのか? ということです。 神戸の震災の前の日、「明日は1月17日だから…

プリム

昔むかし、ユダ王国がバビロニアに滅ぼされ、国民がバビロニアに捕らえ移されました。そして貴族や優秀な人材はバビロニアの王様に仕えるようになりました。 モルデカイという人物は王宮の門番で、王様の暗殺計画を未然に防ぐなど王様に仕えていました。しか…

クリスマス飾りのお片付け

今日は、公現日(Epiphany of our Lord)だそうです。アドベントの時に出したクリスマス飾りをしまう日ということで、仕事場の窓に並べていた飾りを片付けました。 お袋が、ディサービスで作った松ぼっくりのクリスマスツリーは、時間内に完成出来ず、家で親…

一時(いっとき)の長さ

一度でいいから、毎日太陽と月の動きを記録し、それなりにその動きを頭に入れてみたいなぁと思っていたので、Blogを書くついででやってみました。 特に月の動きはわかっているようで、わかっていなくて、いまでも大体しかわかっていませんが、でもおおざっぱ…

菊の花の酒

重陽の節句、菊の節句。僕は下戸ですから、晩酌の時にお酒に菊の花を浮かべて飲むようなおしゃれなことはしません。昔は、この日に飲むために、わざわざ菊の花を入れて作ったお酒があったそうです。しゃれていますが、殿上人でないと飲むことが出来なかった…

地蔵盆

明日の8月24日(天保暦7月15日)が、盂蘭盆会。そして9月2日(天保暦7月24日)が地蔵盆なのですが、どういったシステムになっているのかわからないのですが、神戸は、本日が地蔵盆です。昨日テントを貼り、提灯を準備し。今日が本番。そして明日はお片付けの…

航海(後悔)日誌

Blogは、WEBとLOGを合成した造語と聞いています。 それはさておき、大昔、中国で南を指し続ける機械「指南役」が開発され、遠路の移動に活躍したそうです。それがヨーロッパに伝わり、今度は北を指し続ける「羅針盤」になりました。これができたおかげで大航…

日記つけてます

藤岡屋由蔵が65年間書き続けた藤岡屋日記は有名ですが、あれの個人版なんてのがあってもいいかなとの思いが、わいては消え、わいては消えの生活だったのです。最近 Evernote を使い出して、そうだ一度やってみようと始めてしまったのです。日記力―『日記』を…

迷信

迷信といってもスティーヴィー・ワンダーとは関係ありません(笑)。 内田正男さんという方の「暦と日本人」という本から 「・・・・・・私は、暦注に関連する迷信は積極的に否定する立場を取り、賢明なる読者のお知り合いから、日の吉凶などをいう人が一人で…