ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

花鳥風月

水無月

新暦の6月になると、和菓子の店頭に水無月が並びます。 今年の旧暦の水無月は、2021年7月10日から8月7日です。ほんとうは、そのあたりに食べるのが良いのですが・・・。旧暦の5月(皐月)は「五月雨を集めてはやし最上川」の句の通り梅雨の時期で、それ…

おっちゃんのクリスマス

おっちゃんのクリスマスはこんな感じ メリークリスマス 日本語でクリスマスおめでとうございます 気ぜわしい年末年始新しい年を迎える準備でバタバタ そんなこんなかもしれませんが 皆様に祝福が豊かにありますように!

こぶしの花が咲きかけです

近所の街路樹の、こぶしが咲き出しました。 おばが、妹(僕のお袋)のためにと作った、こぶしのちぎり絵の色紙。その裏に「こぶしの花」という大木実さんの詩が添えてありました。 あれは こぶしの花と 教えてくれた人だった 好きであったのに 何故 それを言…

我が家の雛人形

今日は、癸巳 弥生 3日で、桃の節句です。 息子二人しかいないので、雛人形を飾ることのない家でした。お袋は、それでも飾りたくて、妹が作った木目込人形のお内裏さんとお雛さんをかざったり(これ震災で無くなったはず)、何かの景品でもらってくるチャチ…

霜柱

NHKのローカルニュースで、霜柱という草の写真を見ました。根本の茎に霜柱がつくのでそのような名前になったそうです。 小学校のとき、通学路にいっぱい霜柱ができて、それを踏みつつ歩くのですが、なんせ珍しい、話に聞いたことはあるけれど見るのは生まれ…

経緯を知った経緯

ある本を読んでいると、経(たていと)、緯(よこいと)と書かれていました。 頭の中で、経の文字と、緯の文字がグールグル。 機織りの縦糸を経、そして左右から杼(ひ)とかシャトルと呼ばれるもので入れられる横糸を緯。 神戸市のお隣の明石市にある日本標…

彼岸花

家の近くでも彼岸花が咲き出しました。 彼岸花は、それぞれの地方毎にいろんな名前が付けられているポピュラーな花。 僕の住む神戸や近所の姫路などでは、「てくさり」(花にさわると、手が臭くなるから。またそれで手が腐ると転じたようです)とお墓の近く…

花鳥風月

誰が考えたのでしょうか、花鳥風月なんてすてきな言葉。 花は、草木花から山の自然まで含んでいるような 鳥は、鳥だけでなく動物に昆虫、それに魚たちなど生き物 風は、気象 天候や雲の様子、海の様子などなど 月は、天文 太陽や月の動き、潮の満ち引き、暦…

お花見

昨日、ご近所(家から歩いて5分程度)にお花見にいってきました。といいましても、毎年通り抜け状態です。 なぜなら人があふれかえって、BBQや焼き肉の煙がぼうぼう、公園の女子トイレは行列、カラオケガンガン、発電機ブンブン、露天商まででて宴会ムード満…

蕨と片栗

先日、会議のときにお茶請けとして蕨餅がでてきました。大好きなのでパクパクと食べてしまいましたが、蕨が旬なので、それにかけて蕨餅だったのかと数日後に気がつきました。 昔、埼玉の蕨(わらび)市によく仕事に行きました。最初、蕨がよめなくて困りまし…

桜と椿

寒の戻りに凍える今日この頃、桜が咲くのが待ち遠しいですね。 昨年の7月にもちょこっと書いたのですが、「団子より 桜を愛でる歳となり」の俳句の気持ちがわかるようになりました。まちがいなく歳を重ねています。でもあと何回春を迎えれるのかな。若い時に…

七草粥

旧暦(天保暦)で今日は1月の7日、七草粥を食べる日です。といっても僕は食べたりしないですけどね。 芹(せり) 薺(なずな)は、現在のぺんぺん草 御形(ごぎょう)は、現在の母子草(ははこぐさ) 蘩蔞(はこべ) 仏の座(ほとけのざ)は、現在の小鬼田平…

埋火

神戸の震災の日の朝、寝床で地震にあいました。 揺れがおさまったので、普段なら机の上に置いているので、あの振動でどこに行ってしまうかわからないはずの眼鏡。しかしその日に限って枕元に置いていたので、さっと眼鏡をかけ「とりあえず片付けをするか」と…

古日記

日記、日誌、予定表、そのたぐいを買わなくなって何年たつでしょうか。昔はリフィルなんてのを買ってきたり、自作したりいろいろしていました。予定表に関しては、今でも手書きの手帳が一番便利であると思っていますし、デジタルのツールは便利なようで、実…

ポインセチア

いつ頃からだろう、クリスマスシーズンにポインセチアを見るようになったのは。子どもの頃にはなかった、見なかった、記憶に無いだけ? と思って、お袋が昔に買った歳時記(初版は1959年)を開いてみると季語として載っていた。そうか、僕が生まれる前から入…

手足荒る

10年ほど前から、この季節になると体のあちらこちらが、かゆくなるのです。皮膚科にいきますと、「それは年寄りの病気です」と言われてしまいました。歳とともにお肌に潤いがなくなり角質層がどうのこうのでかゆくなるのです。説明しなくてもみなさんよくご…

焚火

火が恋しい季節になりました。昔は、家々の前で一斗缶に紙くずなどを入れてゴミを燃やしていましたね。いつからかゴミを燃やすと有毒ガスが出るからと言われるようになり、その光景も無くなっていきました。実際、プラスチックなどのゴミが増えましたし、一…

赤い羽根

日本人は、世界的に見ても一人当たりの献金の額が少ないとの統計がありました。ウイリアム・ゲーツ氏の呼びかけで、ウォーレン・バフェット氏などの資産家が、資産のいくらかを献金する話も出ていますが、それが実現したらますます差が広がるような気がしま…

紅葉狩り

普段の年なら、10月の下旬に色づきはじめて11月上旬に紅葉狩りを楽しめるのですが、今年は少し遅れそうですね。昔は、家の屋根の上に登れば、六甲山系の西端の山が見え、紅葉や新緑を簡単に観ることができました。だんだんと3階建て、4階建ての家が増えて、…

菊の花の酒

重陽の節句、菊の節句。僕は下戸ですから、晩酌の時にお酒に菊の花を浮かべて飲むようなおしゃれなことはしません。昔は、この日に飲むために、わざわざ菊の花を入れて作ったお酒があったそうです。しゃれていますが、殿上人でないと飲むことが出来なかった…

菊人形

大阪府枚方市にある遊園地「ひらかたパーク」で、5年ぶりに菊人形が復活しました。関西で菊人形といえば、ひらかたパークの「ひらかた大菊人形」なのですが、職人さんの高齢化、菊人形作りの後継者不足などで2005年を最期に惜しまれつつ閉幕しました。しかし…

秋桜

山口百恵さんが引退して今年で30年になるのですねぇ。引退であってデビューじゃないんですよね。こうした事を聞くと、時の流れを感じざるをえません。山口百恵さんの歌といえば、やはり阿木燿子さんの詞と宇崎竜童さんの曲が有名ですが、僕の心に残っている…

曼珠沙華

曼珠沙華、彼岸花、死人花・・・、いろんな呼び名のある花ですが、僕の住む神戸や西の姫路では、「てくさり」とよばれています。触ると手がくさくなる、手が腐る、から来ているそうです。あまり良い名前を付けてもらえない花ですね。いつもは彼岸の前頃から…

仮庵

ニュージーランド出身の宣教師にあるとき「リンスコットって名字、アイリッシュみたいね」といいますと「おじいちゃんの代にアイルランドから移住したんや」とのこと。そこで「僕は大垣で、大きな垣根という意味だけど、リンスコットってどうゆう意味?」と…

すばる

普段、僕たちが使っている星座の名前は、1922年に天文学者が集まり、星座の名前の整理をしましょうとなって、1928年にグローバルスタンダードの88の星座として決められたそうです。その星座のルーツは、メソポタミアが発祥の地だそうです。そこから古代ギリ…

案山子

さだまさしさんの「案山子」は、津和野がモデルだと長い間いわれていましたし、いやここだ、いやあそこだと色々な場所があげられてもいました。今年の朝日新聞の日曜版かな、ご本人が、あれは津和野を舞台にしている。父でも兄でもなく、津和野城跡の松の木…

稲妻

昔の人は、雷が光ると稲が実るのだと考えていたそうですね。それで、稲の妻(配偶者)の意味で稲妻と名付けられたそうです。実りの時期と雷の季節の関係が、この様な言葉を生み出したのでしょう。(稲妻は、雷鳴がなく光だけの雷)今は、お米を食べることが…

とんぼ

駄菓子屋の前でたむろしていると、大量の赤とんぼが飛んできて、だれかれとはなしに「ワーッ」と叫んで、みんなで追いかけた想い出があります。ある年代から上の方なら同じような想い出をお持ちのこととおもいます。この情景が、学校でならう童謡「赤とんぼ…

ひぐらし

神戸の街の中のお話ですが、蝉はほとんどがアブラ蝉で、透明の羽に若草色の線が入っている、クマ蝉はとても珍しく、捕まえるとみんなに自慢できたのです。 しかしここ10年、それ以上かな? クマ蝉が異常に増えて、アブラ蝉よりも多くなってしましました。な…

鹿

長い間、家の本棚に、鹿の置物がありました。小学五年生の遠足の時(1972年)、300円までお小遣いOKだったので、それで買ったものです。体は焼き物なのですが、なぜか角はプラスチック製で、自分で、頭の上に空いている穴に差し込んで、取り付ける構造でした…