ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

相当古い双頭レールが出てきました。

我が家の玄関には、150mm程度に切断された鉄道レールがありました。親父が釘の頭を金槌でカンカン叩いて潰したり、なにかの重しに(漬物石の代わりに使うことはありませんでした)したりと結構重宝しておりました。親父が、同じ国鉄の友人に頼んで、古くなって鉄くずで廃棄されるレールの一部をもらって、よっこらどっこいしょと運んで帰ってきたのだと思います。当時は、自動車どころか自転車もない家でしたから、どうして運んだのかなと思います・・・。
しかし、震災で家が全壊したとき、さすがにこいつを持ち出す気にはなれず、潰れた家といっしょにレールは消えてなくなりました。現行の普通のレールでした。






写真のこれは、徳島の小松島機関区で発見された、古い古い双頭レールです。記念にと国鉄職員のアイデアで短く切って記念品として発売されたものです。親の形見分けということで、弟が文鎮にでも使うのか持ち帰ることになりました。写真は、弟がTumblrにあげたものを拝借。
形見といってもこんなものしかない家です、なんて事実をBlogに書くと、肩身が狭いやないか!と両親に怒られそうです。
遺産といっても、太田胃散すらない家ですし・・・。