ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

リカちゃんハウスの変遷

10年以上前に発売され、話題になった本ですが「リカちゃんハウスの博覧会 マイホーム・ドリームの変遷」、読んでいません。一度ゆっくり見てみたい本です。
この本にはきっと詳しくのっているのだと思いますが、リカちゃんハウスが最初に出た頃、わたる君だったかな男の子と、双子の妹まででてきて、ハウスで遊ぶための仲間やアイテムが発売されましたよね。家はロココ調といいますか、非現実的なデザインでした。豊かになろうとしていた時代だからそんなデザインになったのかな? それ以降だんだんと普通の集合住宅風の雰囲気、現実味のあるものになってきています。

リカちゃんハウスの博覧会―マイホーム・ドリームの変遷 (INAX BOOKLET 9 No.1)

リカちゃんハウスの博覧会―マイホーム・ドリームの変遷 (INAX BOOKLET 9 No.1)

僕自身も子どものころはロココ調ではありませんが、ビクトリア調の家に憧れました。下町に住んでいますが、少し西に歩けば、離宮(武庫離宮、戦後払い下げられて神戸市の公園になっている)だったところを中心に大きなお屋敷が建っています。今でも数件残っていますが、ビクトリア調をベースにしたものがあったので、その影響は大きかったとおもいます。もちろん離宮のそばの大きなお屋敷、つまりお金持ちだから建てることが出来たのですが・・・。
社会に出て現実が見えてくると、モダンだけれど落ち着いたテイストが好きになってきました。何かで読んだのだけれど、ラルフ・ローレンだったかな、人は成功すると白人でも黒人でも英国風トラッドにたどり着くといったようなことを言ったそうですが、英国風トラッドで住居となると? じゃあやっぱりビクトリア調? でもよく考えると「成功すれば」が条件ですから、関係の無い世界だということに気が付きました(笑)。
そんなこんなでミッドセンチュリーとスカンジナビアモダンが、ずっと好きなテイストです。
今、家を片付けていますが、新しく物を買い揃えないで、必要なものだけを残すのがまず第一歩。それからゆっくり時間をかけて、少しずつミッドセンチュリー風にして行きたいなとおもっています。部分的に、例えばペンダントの1つをスカンジナビアモダンにしてみるとか、お袋がたくさん残した、色紙や短冊などをそっと入れ込みたいし。マーガレット・ハウエルの本などを参考にしてみます。
マーガレット・ハウエルの「家」

マーガレット・ハウエルの「家」

しかし、(カフェテイストに)リホームする本を見てみましが、驚くほど皆さんお金をかけてリホームしてるのですねぇ。ここまでする根性もお金もありません(笑)。まずは要らない物を廃棄。ある物を活かすところからですね。