ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

Eメールよりも携帯よりも確実な連絡方法!

親父かお袋が保管していた宝物? を発見しました。
震災で家が壊れてしまった数日実後に、弟がこわれた家に貼りつけた連絡のための紙です。雨で濡れないようにビニール袋に入れられていました。弟が住んでいるところは被害が少なく、といってもガスや水道は止まっていたようですが、わざわざこれを作って貼り付けに来てくれたのです。
ちょっと驚いたことにEメールのアドレスが書いてあります。1995年の1月ですから、Eメールが出来る人、どれほどいたでしょうか? 僕は会社でダイヤルアップ、それもニフティーを介してインターネットに接続している状態じゃなかったかな? 年末にWindows95が発売されて、一気にインターネットに接続する人が増えたものの、「Eメール送ったから、ついたかどうかみてみて」なんていちいち電話して確認とっていた時代ですからねぇ。
この時、鉄砲玉の僕は、会社から支給された携帯電話を持っていた(持たされていた)ので、携帯電話が大活躍(会社に許可を得て個人的にも使用)しました。でもこの震災をきっかけに携帯電話が普及しますから、当時手持ちの人はすくなかったでしょうね。ツーカーセルラー、ムーバといっていた時代です。

当時、一番確実なのが紙で連絡先を貼りだす。
次が、普通の電話
その次が、携帯電話
その次はなかったですね。
時代がかわりましたが、その被災したところに安否を確認するために訪ねて来た人にとって、貼り紙が一番確実な情報源であることは今も変わりないような気がします。