ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

ヘルペスと鬱

書きたいこと(記録に残しておきたいこと)がいっぱいあって、どれから書いていいか、どうまとめたらいいか整理が付かないままですが、とりあえず書いてみます。
親父は、いつ鬱になってもおかしくないような生活をしています。
お袋が糖尿病でたおれて老々介護をしている時、お袋をデイサービスに預けると、お袋の調子がちょっと悪くなるので、デイサービスに行くなと言い出すのです。ケアマネと二人で、それは親父が休むためのものだからと説明しても聞きませんでした。
そうこうしていると親父の調子が悪くなってきたので、お袋を預けて病院に行こうといっても行かない。結局自分で自分をどうにもできなくなって、お袋を緊急で施設に預けて入院。ガンがアチラコチラに転移していました。1年早く見ていたらここまで進んでいなかったはずです。でも幸いなことに歳をとっているので進行しないのが現状です。
友達に電話でもしたり、遊びに来てもらったらと思っても、ドンドンと付き合いを切っていきます(そのようにしか見えない)。
一人でいる時、部屋を暗くする。明るくしないと気持ちが落ち込みからとカーテンを開け、明かりをつけることをするが嫌がることが多い。
NHKでセルフネグレストの番組を一緒に見ていて、これに近づいているよと言っても、自分には関係ない様に思っている。もう自分の状況が見えていない。
TVで暗いニュースや、討論ばかりを見る。TVは子守役なので見ることはいいのだが、同じ時間分、笑点や歌番組などを見るようにと進めるがあまり見ない。お袋が居た時は、お袋の要望でそんな番組が多くかかっていて一緒に見ていた。
鬱にどうしたらなるかといった感じの本を読んで予防をしているつもりだが、鬱になるようになるようにとしか考えられない生活をする。
僕の方は、一応朝9時から17時まで机にへばりついておこうと考えているのですが、僕が自宅に居るようになって、昼食(ラーメンとかうどん)も作らなくなった。僕は1時間の昼休みと考えて近所の飯屋に行けば30分から40分自分の時間が作れるのだが、親父の飯をつくるので、用意と片付け、それも食べるのが遅いからかなり待って片付けをする。結局昼休みもない。まぁ上司もなにもいないから適当に休みを取ればいいのだけれど・・・。
18時すぎには夕食を食べないとすねだす。米軍の訓練であえて食事抜きの訓練を行うと、イライラして訓練に支障をきたす人が出るそうです。その人は重要な任務に付けくことができない者として、その訓練を通してふるいにかけるそうですが、親父もそのタイプ。親父を育てた祖母もそのタイプ。すねたり、おこったり、作っているのに嫌味で食べなかったり、2〜3日口をきかなかったり。結局、そうしている方が辛いのに、ばかだなぁって思う。
主治医にこのあたりを説明すると、男性の高齢者特有の生活。多くの方がこのような生活をして鬱を発症するそうです。軽い予防のお薬を処方してもらっていて、ギリギリなんとか守られている状態です。
勝手にすねたり、何が原因かわからないけど怒ったり(認知症の怒りとは違うのでそれではないとは思いますが)するので、なだめすかしたりの生活。先月ついに僕もヘルペスになってしまいました。インフルエンザで40度の熱があっても、ベッドから起きだして食事をつくらないとすねてしまう。食事もとらなくなるので、うんうん言いながら食事を作るのと同様、ヘルペスもお構いなしで食事を作って当然の構え。共倒れにならない様に、だましだまし生活しないといけません。ここ3ヶ月はとくに大変でした。仕事もまともにできませんでした。
ここ3ヶ月とくに鬱に向かってまっしぐらの様な生活だったので、こちらがピリピリしていました。なんとか薬が効いて、食事を楽しんだり、楽しい番組を見てほしいものです。
僕も、気分転換しないといけないので、近所の喫茶店に出向いてノマドをしております。
冗談を言ったり、ニコニコして話しかけたり色々しますが、結構無表情。微笑みがあるってことは素晴らしいことだなぁと実感しています。何ができなくても、にこっと微笑みがあったらそれで雰囲気は全く変わるのですが。さてさてどうなっていくことやら。