ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

桜と椿

寒の戻りに凍える今日この頃、桜が咲くのが待ち遠しいですね。
昨年の7月にもちょこっと書いたのですが、「団子より 桜を愛でる歳となり」の俳句の気持ちがわかるようになりました。まちがいなく歳を重ねています。でもあと何回春を迎えれるのかな。若い時には考えなかった感覚といいますか、残り回数が何回なのか考えることもあります(笑)。
この季節になると、いつから始まったのか、どの曲から始まったのか「桜ソング」だらけでちょっとおじさんはウンザリしています。多くのおっちゃんやおばちゃんは、同じような気持ちかもしれません。若い人はきっと別の感覚なのでしょうね。それはあと何回なんて考えない年齢と、後が見えてきた年齢の差なのかもしれませんね。
桜の花は、潔く散りゆくから日本人に好かれるのかもしれません。でも藤岡藤巻さんの「さくら」という曲じゃないけれど、桜は潔いから散るのでもなく、そのように出来ているだけなのです。それを見てかってに散り際がうんぬんと人間の方がいっているだけなのです。椿だって、花弁が厚く重たいのでぽとりと花ごと散りますが、趣があっていいと人間が勝手に思っているだけで、椿が気をひくためにそうしているのでもありません。
これ以上書くとクレームが来そうなのでやめますが(笑)、自然の営みをそのように擬人化して楽しむことが出来るのはすばらしいことですよね。