ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

STAX VOLT REVUE

昨日紹介しましたDVDのもう一枚、STAX VOLT REVUE。
これは、STAXのオールスターによるヨーロッパツアーの様子が記録されたものです。1967年オスローでのコンサートの模様が収められています。演奏はもちろん、ブッカー・T.& MG's です。最後になるほどボルテージが上がります。サム&デイヴはこんなに迫力あるステージだったのだと始めて見たときはびっくりしました。そしてトリはオーティス・レディング。迫力満点です。オーティス・レディングのサディスファクションを聞くたびに、ローリング・ストーンズが、カバーしたような気になるほど彼の曲になっていますが、映像付きでみるとなおのこと。
演奏だってすごい迫力。アンプは普段使い慣れたフェンダーなどのアメリカ製のアンプではなく、英国製のマーシャルをレンタルかな? 使っていました。米国は家庭用電源は117V、ヨーロッパは200V〜240Vだからでしょうね。もともとシールド一本でアンプ直です。機材は選ばないと言えるほどのシンプルさ。機材よりも腕なんですよね。
ドラムセット、ハモンドレスリーでなくマーシャル(へプラグインの様)、フェンダープレベとマーシャル、フェンダーテレキャスにマーシャル、マイクが数本立てられていて、マイクに近寄ったり離れたりで音量調整するフォーンセクション。ボーカルは、会場のPAをボーカルアンプとしているためか、会場用マイクと録音用マイクを束ねたものを2セット用意し、それを握って歌い上げる歌手。モニターなんてありません。ベースはスピーカーを2つ(もしかしたら3つ)パラで接続し、ベーシストの後ろと、ドラムの横に設置これでドラムとベースのグルーブを作りだしていたんですよね、すごいねぇ。

リスペクト・ユアセルフ~スタックス・ストーリー [DVD]

リスペクト・ユアセルフ~スタックス・ストーリー [DVD]