ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

The Band / The Last Waltz


中学生の時、小遣いがなくてツェッペリンの映画「永遠の詩(狂熱のライヴ)」を観ることができなかった。高校生の時、小遣いがなくて、ザ・バンドの「ラストワルツ」を観ることができなかった。観に行った友人やその兄貴たちがうらやましかったのを覚えています。

どちらも給料をもらうようになって、レーザーディスクを購入し、何度も何度も観ました。ラストワルツは、バンドの実質リーダー権を握っていたロビー・ロバートソンの立場で描かれた映画です。後に出た「ザ・バンド・ヒストリー」は、1stと2ndアルバムのメイキングについて取材したフィルムと共通の物がつかわれていますが、ロビー・ロバートソン以外の4名のメンバー、本来のリーダーであるリヴォン・ヘルムの立場で描かれています。この二枚を観ることで、当時のバンドの状況などが、それなりにわかりました。パーマネントグループを維持し、音楽ビジネスをしていくことの難しさを垣間見せていただきました。「ザ・バンド・ヒストリー」は、残念ながら廃盤の様です。

ライブ会場の音声は、後でいろいろ処理しているそうですが、スタジオライブはとっても良いですよ。ザ・ステイプル・シンガーズとの競演で歌われるThe Weight はとても大好きな映像です。片方は廃盤ですが、できれば2枚合わせて観ていただきたいなぁと思います。

Last Waltz

Last Waltz