ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

鹿


長い間、家の本棚に、鹿の置物がありました。小学五年生の遠足の時(1972年)、300円までお小遣いOKだったので、それで買ったものです。体は焼き物なのですが、なぜか角はプラスチック製で、自分で、頭の上に空いている穴に差し込んで、取り付ける構造でした。別にいらないのだけれど、かなり長い間、本棚に飾って(置いて)いました。なぜあんなもの買ったのだろう? 今考えても不思議です。

神戸に住んでいますから、京都や奈良は、学校の遠足の定番、また日帰り行楽の場所です。写真は、その遠足の時のものです。別の写真を見ると猿沢池東大寺正倉院若草山春日大社、をぐるっとまわった様です。

遠足で覚えているのは、若草山でお弁当を食べたこと、東大寺の柱にあけられた穴(大仏さんの鼻の穴と同じ大きさ)を通り抜けたこと、隣のクラスのK野くんと鹿せんべいを買って、半分に割って二人で食べたこと。しかし、鹿せんべい、乾燥させた草などがそのまま入っていて、見るからにおいしそうではないのです。食べてみてあまりのまずさに、これは人間の食べるものではないと思いました。おわかりだと思いますが、鹿せんべいは、鹿に食べさせるものです。絶対に食用にしないでください。しかし、子どもの頃から、今に至るまで、馬鹿なことをやっております。鹿の話だけに、しかたないなぁ。 あっ・・・す、すべった。

ちなみに、写真の真ん中あたりで、双眼鏡を持っているのが僕です。