ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

50歳からはじめる俳句・川柳・短歌の教科書

親父の本を整理していたらこの本が出てきました。80を過ぎていましたが、「50歳からはじめる」と表紙に書かれた本を買って読んでいたようです。
整理し廃棄した本の中には、俳画の入門書もあったし、日本画用の絵の具も出てきました。俳句文法入門なんて本もありました。何をしたかったのかな? 俳画、俳句、短歌? どこまでやっていたのか今はもうわかりません。
せっかくだから手にとって読んでみました。高浜虚子の「俳句への道」を読んで、和歌からの流れをある程度頭にいれたものの、この本は図式になっていたので、和歌からどう変化して俳句、川柳、短歌になったのか、頭のもやもやがやっとスッキリしたしだいです。(僕にはピクトが合うようです)
また川柳を少し勘違いしてたことに気がつきました。川柳に触れるのは、親父やお袋がNHKのラジオ番組で聞いているのを横で聞くとか、サラリーマン川柳をチラッと見る程度だから仕方ないのだけれど、ダジャレや親父ギャグ、言葉遊びの感覚で作られたものや、標語になったものを目にするので、それを含めて川柳だと勘違いしていました。「うがち」=「発見」、「軽み」=「うなずき」、「滑稽」=「笑い」といったものを要素に含み、人の営みを客観的に表現するものだと初めてしりました。
入門の入門って感じの本ですね。
(Booklogより転記)

50歳からはじめる俳句・川柳・短歌の教科書

50歳からはじめる俳句・川柳・短歌の教科書