ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

貧者のターボ オン!

今日は、親父をつれて山の上にある病院までいきました。そこで今回は、僕の車に搭載された必殺ターボの話です。
どうして、マジンガーZを操縦する兜甲児は、相手を倒す武器を使うときに、わざわざ「ルストハリケーン」とか「ブレストファイヤー」と叫ぶのでしょうか? 相手に攻撃パターンが察知されてしまうではないかと心配になるのですが・・・。しかし気持ちは分かります。僕も同等の必殺兵器を持っているからなのです。
親父を病院に連れて行くとき、平たい神戸の旧市街地から山を登って西神中央という所にある病院に向かいます。660ccエンジンの軽四に親父と二人乗って坂を登っていく、この季節だからエアコンをかけていないと車は動く温室だからやっていけない。しかしどうしても坂を登るのが辛いときに、車に仕掛けれたターボを使うのです。
僕はおもむろに「貧者のターボ・オン」と言って、あるスイッチを操作します。そうです装置を作動させるのではなく、作動している装置をオフにするのです。

わかりやすく書きますと、「貧者のターボ・オン」と叫び、エアコンの「A/C」と書かれたスイッチを切ります。送風状態となりエアコンが切れます。するとどうでしょう、ターボがきいたのではないかと錯覚するぐらいに馬力がでて、きつい坂も登りだすのです。
それでも駄目なときは、トルコンを「D」の位置から「2(nd)」の位置にします。おぉ、なんと大きな音をだして馬力アップするのか。もう感動としか言いようがありません。そうでも言わないとやっていけません。貧者には・・・。