ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

菊の花の酒

重陽節句、菊の節句。僕は下戸ですから、晩酌の時にお酒に菊の花を浮かべて飲むようなおしゃれなことはしません。昔は、この日に飲むために、わざわざ菊の花を入れて作ったお酒があったそうです。しゃれていますが、殿上人でないと飲むことが出来なかったんじゃないかなぁ。

酒造りは、男の仕事で、少し前まで酒蔵は女人禁制でした。でも元々は女性の仕事だったそうです。男性の刀祢(とね)に対する語で、宮中でお酒を造る女性を刀自(とじ)と呼んでいて、それが後の杜氏の語の由来だとか。現在でも主婦のことを家刀自ということがあるそうですが・・・。

それと、女の人がお米を口の中に入れて噛み、ぺっとはき出した物が発酵してお酒になった、それで、女将さんという言葉ができたとか、本当のところどうなんでしょう。