ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

四角い部屋を丸く掃き



家を建てるときに、畳の部屋が一つも無くて良いと設計者にお願いしました。お袋の姉貴たちは、足が、膝が、腰が、といってまともに座ることができない人ばかりだったからです。お袋や、親父の友人が尋ねてきても同じ様な状態だろうと想定したからです。

また、両親のどちらかが寝たきりになって、ベッドを置いても、畳だとベッドの足の部分が凹んでしまいます。それも想定しました。そこですべての部屋がフローリングとなりました。大正解でした。尋ねてくる人の多くは、椅子がないと座れない方ばかり、お袋は糖尿病で寝たきりになりましたが、お風呂といいますかバスタブを部屋の中で組んでお風呂にいれてもらうのですが、フローリングだったので、助かっています。

しかし、大きな問題が一点だけあります。フローリングは、ホコリがすごく目立ちます。ホコリに、外から入って来たであろう砂埃、ふけ?あか?体から落ちた物、それに髪の毛。前の家でも同じように落ちていたと思うのですが、これほど落ちていたのかな? と思うほどあちらにポロリ、こちらにポロリ、いやになってしまいます。紙のモップでスイスイとやっても取り切れないのです。掃除機を組み立てるのが面倒(赤色の掃除機は80年製で30年のおつきあい)なのでモップでごまかそうとするのですが、無駄な努力なのです。先日、結婚の祝い返しで、カタログが送られてきました。組んだまま立てて置いておける掃除機がありましたので、それをゲット。ほんの少しだけですが、掃除が楽になりました。本当は掃除機をかけやすいように物を整理すれば、こんなに苦しまなくてすむことはわかってるんですがねぇ。

それと、階段は掃除機だとうまくいきません。そこで未だに、ハタキと、ほうきと、ちりとりが活躍しています。本当にきれいにするには、ぬれぞうきんで拭くのが一番ですが、そこまではしたくないなぁ。ということで、なんとなくホコリが残った階段です。

なんとなく掃除をして、多少のホコリが残っても気にしないようにして、よく見ると汚いお部屋で生活しています。まっ、誇り高き男だからいいか・・・。