ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

絵の具


サイクリング車を購入してもらう夢も消え、登山よりも、生録よりも、音楽とPAやレコーディングに気持ちがドンドンと移っていきました。20歳で車の免許をとり、中古車を手にいれました。白色のマツダのファミリアで、かなりのポンコツでしたが、今までとちがい、多くの荷物を運べることで、またまた変な気持ちが起こってきました。
車は走りながら音楽を楽しめますし、楽器の搬送にも便利。スキーキャリーもつけ、冬はスキー、夏はキャンプ、そして音楽演奏に活躍しだしたのです。ちょっとした小旅行といいますか、日帰りで田舎道を走るだけでも楽しいのです。でもそのままではもったいないと、弟と一緒に、釣り道具(ルアーやフライ)、簡単なクッカー(パーコレータやボンベ)、高校時代に始めた油絵の道具、そして弟のアマチュア無線のためのアンテナまで搭載しました。
結局、釣り、クッカー、無線は、今でも車に乗せているのかな? 弟の守備範囲です。僕は、スキーと絵に絞り込まれました。初めは油絵なのですが、時間がないので水彩にすぐに切り替わりました。当時、透明水彩不透明水彩のことを知らないで、中学の教材の残りである不透明水彩の画材を使っていました。どうしてもよく見る風景画の色合いがでないので調べますと、画材を透明水彩絵の具にしないといけないことがわかり購入しました。中学校の時につかっていた入れ物に画材を詰め込んで使っていたのですが、あるときから、ピタリと絵を描くのをやめてしまいました。理由はおぼえていません。
そのうち復活させたいなとの思いもあり、場所だけとるのですが、すてないで画材を放置(保管とはいえない)しております。でもあれもこれもは無理なのはわかっているので、音楽を楽しむことに時間と気持ちを集中させようか? と思うことがしばしば、このまま絵の具は朽ちていきそうです。