ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

とんぼ

駄菓子屋の前でたむろしていると、大量の赤とんぼが飛んできて、だれかれとはなしに「ワーッ」と叫んで、みんなで追いかけた想い出があります。ある年代から上の方なら同じような想い出をお持ちのこととおもいます。この情景が、学校でならう童謡「赤とんぼ」の「おわれて見たのはいつの日か」の歌詞を、トンボの立場になって「追われてみたのはいつの日か」と勘違いする要因だと思うのですが、どんなものでしょうか。
大量に赤とんぼが飛んでいく中、少し大きな兄ちゃんたちが、その一匹を捕まえ、胴を指で少しちぎって、マッチを差し込み、火を付けて飛ばすのを何度か見たことがあります。今から考えれば、よく火事にならなかったなぁ。また、なんと殺生なことをしていたもんだと思います。
僕の住む下町から消えてしまった風景です。
「ワーッ」と叫んで追いかけなくてもいい、子どもさえ沢山いてくれたらそれでいいなあ。
赤とんぼさん、追いかけ回さないから、もどってきてよぉ。