ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

七夕

本当は、今日が七夕なのです。グレゴリオ暦(西暦)の7月7日を七夕にしますと、梅雨の影響で、天の川を見るのがむずかしくなります。今の時期なら、スカンと晴れていて、天の川を見ることができます。
僕が小学校一、二年生の頃までは、クラス毎に教室の後ろに笹を置いて短冊をつけ、七夕の日に校庭で、各家庭にかざってある笹も持ち込んで、いっしょにトント(左義長とは関係ないのですが、同じ感じで焼いていました)していました。宗教的な儀式だから? めんどくさいから? 消防とのかねあい? 理由はわかりませんが、いつしか行事がなくなってしまいました。まっ、僕はタナバタよりタナボタの方が好きなので問題は無いのですが。
話は変わりますが、漢字の「漢」の字、さんずいへんですから水に関係ある文字です。揚子江最大の支流、漢水という川の名前から来ているそうです。また漢水に写る天の川をさす言葉でもあるそうです。季節により川の水の量は変わりますが、天の川はいつも変わらず、水をたたえているように見えたのでしょう。枯れることなく、天の川の様に国がいつまでもあるようにとの願いを込めて、国の名を漢としたそうです。でもその国は、もうありません。
人の心に永遠を求めさせる、それは神様のみわざ。