ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

瓜番

この時期にできる西瓜などを夜盗みに来る輩がいるので、番をするのが瓜番だそうです。

最近は、倉庫に入れていた収穫したてのお米をごっそり盗んでいくやつ、農作物を農家が収穫する前に盗んでいくやつ、本当に大変な時代になったと思います。お米という字は、「八十八の手間をかけるから米なんだ」なんておそわりました(笑)。サラリーマンと違い、手間をかけやっと収穫し、換金、支払いにまわしてやっとお金が手元に来る段階ですべてを持って行くのですから、支払いだけが残り、後はなにも残らない、たまりませんね。こんな事がニュースになること自体なかったのに残念です。人の心がどんどんさもしくなっているのでしょうね。

また、動物が農作物を荒らす被害も深刻ですね。でも本来彼らが住んでいた場所を人間が占拠してしまったのが原因ですから、これもなんらか有効な対策が必要ですね。神戸でも街中の川にイノシシの親子が歩いているのを目にすることがあります。人材派遣の仕事をしているとき、神戸市の仕事で、ゴミを出す時間を守らない住民がいるので、夜にゴミ収集の場所の監視と、違法なゴミ出しの証拠写真を撮る仕事がありました。夜にゴミを出すのでイノシシがあさりにくるのです。それでイノシシが出ると文句がきます。原因は同じ場所にすむ住民のゴミ出しが問題なのですが・・・。これも人間の問題。

家を開けっ放しにして、市場に買い物にいっても泥棒が入らない、そんな時代には戻れないと十分理解していますが、それにしてももう少しお互いがお互いのことを考える余裕があればなぁ。瓜番といってもうり坊の番までする時代になってしまいました。


それと、まったく関係ない話ですが、子どもの時に、お袋が瓜と爪が似ているので間違わないように「瓜に爪あり、爪に爪なし」と教しえてくれました。