ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

洗濯機の選択


今日は入梅。もうすぐジメジメ・ベトベトの梅雨がやってきます。ということで今日は洗濯機の話です。
僕が生まれた時、家には三種の神器の内二つがそろっていました。一つは勾玉、一つは鏡・・・ではなくて、一つは冷蔵庫、もう一つは洗濯機です。写真に写っている洗濯機は多分我が家で六代目になると思います。
一代目の洗濯機(これは絞り器なし)。少し遅れて脱水機が来ます。台所の横には洗濯機と脱水機の2台が並んでいました。でも弟のおしめ(浴衣をつぶして作った物)は、裏木戸をあけ、お袋がタライと洗濯板で洗っていた記憶が残っています。
そして二台目の洗濯機(これには絞り器が付いていました)。遅れて二台目の脱水機。この脱水機が壊れて電気屋さんに脱水機を買いに行くと、脱水機はなく洗濯槽と脱水槽ワンセットの二層式しかないとのこと(笑)。洗濯機が現役なのに、泣く泣く三台目になる二層式洗濯機が導入されました。
なんだかんだで、五代目の洗濯機が壊れたとき、ちょうどお袋も糖尿で足がむくみ、歩くのが困難になっていたので、親父と僕と全自動にしておこうと決めて購入しました。二層式でないとお袋はぶうぶう言いましたが、一週間後に倒れ入院、そのまま寝たきりになりました。洗濯機を親父が回すのですが、あのとき全自動にしてよかったです。おやじでも扱えるからです。僕は、洗濯槽の洗浄と、写真のようにネットの中のゴミ掃除を担当しています。
この全自動洗濯機は安物でお風呂の残り湯を使う装置は付いていません。でもこの洗濯機と、お袋が買ってくれといって購入したのに使わなかった食洗機を使うと、なんと水道代が一気に減りました。お袋は二層式で、ポンプで風呂の残り湯をつかっていましたが、下着で一回、服で一回、○○で一回と洗濯していました。僕は、汚れが多いものと、少ないもの、油汚れなど、の分類で洗濯すべきだと言うのですが、いっこうに聞かず、効率の悪いまたエコでない洗濯をしていました。家事はある意味、化学的(科学的)に考える部分や、動線を考えてできるだけタスクを減らすことも大切だとおもいます。僕や親父が機械を使うことで、水道代が下がったということは、お袋には悪いですが、どれだけ効率の悪い家事をしていたのかなと考えさせられます。