ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

手紙・葉書の大量発掘

文豪が若い頃に書送った手紙が発見され、研究家によると貴重な資料、新たな側面がわかる可能性が・・・といった報道を聞くことがあります。これは、紙にインクや墨で書かれた手紙や葉書だから起こりえることなのでしょうね。
写真は、家の片付けで発掘した、親父宛、お袋宛の手紙や葉書の山です。これとほぼ同量をすでに廃棄しておりますので、発掘した半分にあたります。なにか特別な理由があって大事に保管していたようです。

現在活躍中の小説家にかぎらず有名人が、将来亡くなられたらどうなるのでしょうか。Eメールなどで連絡をしているので、先に書いた様な発見がなくなり、ロマンがないですね。
少し前までなら、亡くなった方のPCが動きさえすれば、ご遺族に許可をとってPCに残っているメールを調べるという方法しかありませんでした。でも今は、仕組みが変わってきました。SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)という仕組みでEメールを送ります。ここは基本的に変わっていません。受ける側は、ちょっと前まで、POP3(Post Office Protocol)というサーバ上のポスト(私書箱)にEメールを取りに行き、手元のPCでサーバからダウンロードしたメールを管理する仕組みでした。それが、POP3からIMAP4(Internet Message Access Protocol)に変わって、メールは常にサーバで管理し、家で使うPC、持ち歩くNotePC、スマホタブレット、貸してもらった友人のPCでも読める便利な仕組みに変わりました。
つまり、何らかの法的な処理がなされれば、歴史研究のために故人のEメールが開封されるなんてことが起こりえるかもしれませんね。それは僕の書いたものが、諜報機関に見られる仕組みが組み込まれているのを前提にEメールを使用していかないといけないということですね。僕は、用事が済めば、ほとんどEメールをゴミ箱にいれますが、サーバにはしっかり残っているのでどうにもなりません。便利になったけれど、監視されるのもなんかねぇ・・・。