ある本を読んでいると、経(たていと)、緯(よこいと)と書かれていました。
頭の中で、経の文字と、緯の文字がグールグル。
機織りの縦糸を経、そして左右から杼(ひ)とかシャトルと呼ばれるもので入れられる横糸を緯。
神戸市のお隣の明石市にある日本標準時刻の東経135度。東経、西経は確かに地球儀で見ると縦線。そして細川たかしさんの北緯五十度〜♪って、あれ横線ね。なるほど、長く生きるもんだ、いろんなモノがつながってくる。というかこの歳でそれを知るなんてなぁ・・・。
日本標準時刻の東経135度は、小学校の理科でならいました。しばらくして子午線と言うのだと知りました。でも子午線の意味は、それから随分してから知りました。子は干支のねずみ、午はうま。つまり南北の線という意味ですよね。
それからまた少しして、うさぎ(東)から太陽がのぼって朝、うま(南)に太陽が来たら12時。そしてとり(西)に太陽が沈んで夕。午(うま)の前に太陽があるから午前。午(うま)の後ろに太陽があるから、午後。ということも覚えました。
そしてこの歳になって、経緯という文字に縦糸、横糸という意味があるなんて知ったしだいです。
ある本とは、下記の本です。
- 作者: 高浜虚子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1997/01/16
- メディア: 文庫
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