ニュースは、東日本大震災が中心。それは当然なことだと思います。でもね、2010年4月、宮崎県に口蹄疫発生の激震が走りました。口蹄疫の終息宣言を受け、復興・再生に向けて歩きだしているのに、鳥インフルエンザが発生し、追い討ちをかけるように新燃岳の噴火が始まりました。周辺地域では降り積もる火山灰の始末に追われ先行きの見えない不安を抱えながらの生活が続いています。
また、Twittter の bot が、毎日の様に電車のダイヤの乱れを報告してくれますが、その中に多くの人身事故（自殺）が含まれています。自殺の問題もこの国に横たわったままです。
最近、多くの生活保護受給者と知り合いになりました。もちろんご本人に問題があってそのような状況になっている事もありますが、なぜこの人が・・・と追い込まれている状況に言葉もありません。
震災の被災者のことを忘れたらあかん。そやけど、それ以外のことも忘れたらあかん。ほんならどうすんねんと言われたら、どうすることも出来ないんですが・・・。
昨日、神戸市灘区の水道筋商店街でゴスペルのライブと募金活動をした、数組のクワイヤーのメンバーが集まって祈ろうということになったそうです。クワイヤーですからクリスチャンの方もいますが、その大半はノンクリスチャン。普段祈るなんてことをしていない人たちも祈りに参加するそうです。そのような思いになる災害ですよね。友人が企画しました。
人が動き対策をとることは大切ですが、それ以上に祈り心が大切。つまり、忘れない、心にとめておくことが大切なのだと思わされています。
