ピーターの航海日誌

アラ還おじさんの雑記Blog

迷信

迷信といってもスティーヴィー・ワンダーとは関係ありません(笑)。
内田正男さんという方の「暦と日本人」という本から
「・・・・・・私は、暦注に関連する迷信は積極的に否定する立場を取り、賢明なる読者のお知り合いから、日の吉凶などをいう人が一人でも減ることを期待しながら執筆した。・・・・・・だいたい、六曜だけでなく、迷信というものは頭のいい方が、これを売ってお金をもうけ、それほどおつむのよくない方が、これを買ってわざわざ自分の生活を拘束し不便にするものである。迷信がどんなに愚かなものかをわからせようとしても、迷信にとらわれるような人は、もともと論理的な考え方の苦手な、思考に飛躍があっても気づかない人が多いので、真面目に説得を試みても、から滑りになってしまう」。
なるほど、これはすばらしい解説!

僕は日本に住んでいるので、普段の生活ではグレゴリオ暦を使用。
でも季節を感じ、衣替えなどは、旧暦(天保暦)を使用。
聖書に書かれている記述がもう少しわかるようにとユダヤ暦も見ている。
弟はついでにイスラム暦も見ているようだ。 なんで?
しかし、六曜は明治になって急に広まったもので僕も不要だと思っている、なぜこんなものが未だにあるのかちょっと疑問だったが、内田正男さんのことばでその問題にある意味決着がつきました。