曼珠沙華、彼岸花、死人花・・・、いろんな呼び名のある花ですが、僕の住む神戸や西の姫路では、「てくさり」とよばれています。触ると手がくさくなる、手が腐る、から来ているそうです。あまり良い名前を付けてもらえない花ですね。いつもは彼岸の前頃から急に咲きいで、彼岸が過ぎると急に消えてしまいます。でも今年は、どこでも遅れて咲いているようです。我が家の玄関前にも植わっていますが、3日ほどまえにやっとさきました。
いとこの家の近くに赤いじゅうたんの様に咲く場所があります。緑の茎と赤い花がずっと続いていてなんともいえない景色なのです。あそこも同じように、少し遅れてさいているかもしれません。かわいそうに、良い名前を付けてもらえない花ですが、なんとも趣のある花ですね。
